緊張と、ほどける時間― 空手の昇級審査からヨガにつながったこと ―

夫が指導している子ども空手教室。
その昇級審査を、私もそばで見守っていました。
子どもたちの真剣な表情、いつもとは違う空気。
張りつめた緊張感が、こちらにも伝わってくる時間でした。

緊張の中に立つという経験

空手の昇級審査では、普段とは違う緊張感の中で、
それぞれがこれまで積み重ねてきたことを出そうとします。

中には、緊張のあまり動作が止まってしまった子もいました。
それでも私は、
「その場に立ったこと」自体が、とても大切な経験だと感じました。

うまくいくかどうかよりも、
向き合った時間そのものが、確かな一歩だからです。

空手 昇級審査
空手 昇級審査
空手 昇級審査

終わったあとの「ほっとした顔」

審査が終わったあと、
子どもたちの表情がふっとゆるみました。

安心したような、少し誇らしげな顔。
緊張から解放された、その一瞬がとても印象的でした。

空手とヨガに共通する「緊張と弛緩」

その姿を見て、私はヨガととても似ていると感じました。

ヨガのクラスでも、
力を入れるポーズと、深く休むシャヴァーサナを繰り返します。

この
「緊張」と「弛緩」のバランスが、
心と体を整える大切な要素です。

何もしない時間の中で、
体と心は本来のリズムを取り戻していきます。

社会に出てからも必要な力

空手も同じです。

普段の楽しい練習があり、
昇級審査という緊張の場がある。

この経験は、
これから社会に出ていく中でも、
きっと役に立つ力になると思います。

うまくいかなかった経験も、土台になる

たとえ思うようにできなかったとしても、
その経験はいつか
自分の土台のひとつになります。

今は気づかなくても、
何年後か、何十年後かに、
踏ん張れた自分が、きっと自分を支えてくれる。

私はそう信じています。

空手 昇級審査

心から伝えたいこと

今回、昇級審査に向き合った子どもたちへ。

結果に関わらず、
その姿勢、やり切ろうとした気持ちを、
心から讃えたいと思います。

君たちは、もう十分がんばっている。
自信を持っていい。
本当に、最高です!!



今回の昇級審査の様子は、
空手道場のブログにも少し詳しく記録しています。
子どもたちの真剣な姿を、ぜひそちらでも感じてみてください。
👉 ブログを読む

Follow me!