― 心と体がふっとゆるむ、やさしい場所をつくりたくて ―

神社でヨガをしている理由を聞かれることがあります。
ひとことで言うと、

「安心して深呼吸できる場所をつくりたい」
そんな気持ちがずっと根っこにあります。

ここでは、少しだけ私のことと、このクラスに込めている想いをお話しします。

母としての経験から ─ 自分の時間を持つことの大切さ

子育てをしていると、気づけば毎日があっという間に過ぎていきます。
「ゆっくり座る時間なんてない」
「気づくと肩に力が入っている」

私もそんな日々を経験してきました。

だからこそ、
ママが安心してひと息つける場所があったらいいな
そんな気持ちで神社ヨガを始めました。

少し笑えて、少し体が軽くなって、
「また明日もがんばれるかも」と思える時間。
そんなヨガを届けたいと思っています。

うつ病を経験したからこそ ─ 心と体のつながりを大切にしたい

私は過去にうつ病や対人恐怖症を経験し、
“心がつらい”という状態がどれほど苦しいものか身をもって知りました。

その経験から、
「子どもたちには、自分を大切にする力を育んでほしい」
「そのままのあなたでいい、ということを小さな頃から知ってほしい」
と思うようになりました。

ヨガは、姿勢や呼吸を通して“心と体はつながっている”ことを教えてくれます。
自分に寄り添う感覚、無理をしない選択、誰とも比較しない時間。
そんな基礎がある子は、生きる力が強くなります。

子どもにも、大人にも、
“自分を大切にする感覚”を育ててほしい。
その想いが、今のクラスづくりの根っこになっています。


神社の嫁として ─ 神社を気軽に来られる場所に

神社には、不思議と心が落ち着く空気があります。
木々の匂い、風の音、鳥の声。
ただそこにいるだけで、体がすっと軽くなる瞬間があります。

昔のように、
地域の人が気軽に集まれる“あたたかい場所”に。
そして
神社が、地域の人の心を癒す場所であってほしい。

自然に囲まれた神社で深呼吸をすると、
「ここにいていいんだ」と思えます。
その感覚を、多くの方に届けたいのです。

理学療法士として ─ 体の仕組みに寄り添ったヨガを

病院勤務時には、
姿勢や体の動きが変わるだけで人の表情が明るくなる瞬間をたくさん見てきました。

だから、神社ヨガこまいぬでは
無理をしない・効果がわかる・安心してできるヨガ
を大事にしています。

体のクセや痛みの背景を見ながら、
その人に合わせたやさしい動きをお伝えしています。

「体ってこんなに楽になるんだ」
そんな小さな発見が、心にもゆっくり広がっていきます。

さいごに

ここは、がんばらなくていい場所です。
体が硬くても、初めてでも、子ども連れでも大丈夫。

深呼吸して、ほっとできて、
「また来たいな」と思えるような時間をつくっていきたい。

あなたが安心して戻ってこられる“こころの居場所”。
それが、神社ヨガこまいぬです。

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