親子ヨガとは
親子のふれあいを通して、
安心感と信頼を育てる時間を大切にしたヨガです。
子どもは遊びながら体を動かし、
親は呼吸や体の感覚に戻ることで、
日頃の育児から少し離れることができます。
産後の体調や心の変化にも配慮し、
無理のない動きと、休息の時間を大切にしています。
親子で過ごすこの時間が、
心と体のリフレッシュにつながることを目指しています。

産後・育児中の心と体への配慮
この親子ヨガでは、
- 産後の体調の変化
- 睡眠不足
- 育児による心身の疲れ
を前提として、プログラムを構成しています。
親子の時間は、
「リラックス」だけでなく「楽しさ」も大切にしています。
歌を歌いながら体を動かしたり、
動物の真似をしたり、
鉄琴・ベル・ドラムなどの楽器を使ったりと、
遊びの延長として自然に体が動く時間をつくります。
楽器は子どもたちにとても人気があり、
音やリズムを通して、親子のやりとりが自然に生まれていきます。

月齢・発達段階に応じた関わり
月齢によって、できること・心地よさは大きく異なります。
赤ちゃんが多い場合は、
大きな動きは控え、
- 足裏へのやさしい感覚入力
- お耳まわりのマッサージ
- 体の中心(正中)を感じる動き
(体のバランスや軸を育てる関わり)
などを取り入れます。
※いわゆる「ベビーマッサージ」とは異なり、
赤ちゃん自身が体を感じ、動きを育てていくための関わりです。
親の体へのケアも大切にしています
親子ヨガの時間は、
ママ(パパ)の体を整える時間でもあります。
産後に必要とされるヨガの要素として、
- 母乳産生を促すポーズ
- 骨盤底筋を意識するポーズ
- 出産で開いた骨盤を整える動き
- 抱っこや授乳による肩こりへのアプローチ
- 妊娠期から続く姿勢のクセを見直す腰痛ケア
などを、無理のない形で取り入れています。
「気持ちいい」だけでなく、
今の体に本当に必要なケアを行うことを大切にしています。
親同士が、つながれる場として
この親子ヨガは、
ママ同士(パパ同士)が自然につながれる場であればとも考えています。
私自身、子育ての真っ最中です。
外に出ること、
少し体を動かすこと、
それだけでも育児の大きな息抜きになると感じています。
同じくらいの月齢の子を育てる親同士が、
同じ空間で過ごすこと。
それだけで
「ひとりじゃない」と感じられる時間になることもあります。
安心して参加できる場づくり
親子ヨガの時間は、
赤ちゃんが泣いたり、自由に動いたりしても大丈夫です。
ママやパパが、
周りに気を遣いすぎることなく、
安心して過ごせることを大切にしています。
市の親子交流会や児童館での開催では、
託児サポートがある場合も多く、
市の委託事業では、託児が用意されていることがほとんどです。
これは、
あえて「ママ(パパ)のための時間」をつくり、
産後ケアや自分の体に向き合う時間を大切にしてほしい
という考え方があるからです。
そのリフレッシュのあとに、
親子で楽しい時間を過ごす流れになることも多く、
無理のない形で親子の時間がつながっていきます。
※開催内容やサポート体制は、会場や事業によって異なります。
最後に大切にしている時間
クラスの最後には、
赤ちゃんをそっと抱きしめ、
赤ちゃんの体温や重さを感じる時間を設けています。
それは同時に、
「今の自分の感覚」を味わう時間でもあります。
赤ちゃんのためだけでなく、
まずは大人自身が、心も体も解放され、心地よくあること。
その状態が、
親子の安心や、日常の育児へと自然につながっていくと考えています。
実施について
児童館・子育て支援センター・地域の親子交流会などで
複数回実施しています。
参加者の月齢や人数、会場に応じて
内容は柔軟に調整しています。