太らない年始へ!腸から整える“未来の大掃除”|脳腸相関とヨガで腸活
年末年始は食事が乱れやすく、腸が疲れやすい時期。
腸は「第2の脳」と呼ばれ、心と身体の調子を左右する大切な臓器です。
この記事では、腸の働き、脳と腸の関係、腸を整えるメリット、
そして1日数分でできる「仰向けのねじりのポーズ」を紹介します。
※この記事はニュースレター「未来の大掃除」の詳細版です。
1. 腸ってどんなところ?
腸は大きく「小腸」と「大腸」に分かれています。
- 小腸の役割:吸収
食べたものを細かく分解し、身体に必要な栄養を吸収します。 - 大腸の役割:排出
不要になったものを便として体外に出し、同時に水分を再吸収します。
腸は、身体の中にある「大掃除部屋」。
栄養を受け取り、不要なものを外に出し、
体をきれいに保つ役割を担っています。
年末の忙しさや暴飲暴食は、腸の働きを乱しやすく、
便秘やガス、冷えなどの不調にもつながります。
2. 腸は「第二の脳」|脳腸相関とは?
腸には約1億個の神経があり、脳と密接に情報交換をしています。
これを「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と言います。
- セロトニンの90%は腸で作られる
“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンは、
実は約90%が腸で生成されているといわれています。
腸が整うと:
- 不安・イライラの軽減
- 集中力アップ
- 睡眠の質向上
など、心の調子にも影響が出ます。
「ストレスでお腹が痛くなる」という経験は、脳と腸が深くつながっている証拠です。
3. 腸を整えると、体はどう変わる?
腸を整えると、多くのメリットが期待できます。
① お腹スッキリ(便秘・ガス改善)
大腸の動き(蠕動運動)が整うことで、便がスムーズに運ばれます。
→ ガスが溜まりにくく、張り感が減る
② むくみ・冷えの軽減
腸の動きが良くなると、下半身の血流が整いやすくなります。
→ 代謝が上がり、冷え・むくみが軽減
③ 免疫機能アップ
腸には**全身の免疫細胞の約70%**が集まっています。
腸がクリアになると免疫機能が働きやすくなり、
風邪や不調に強くなります。
④ 気分の安定・睡眠の質向上
セロトニンが整うことで、睡眠に関係するメラトニンにも影響。
寝つきがよくなり、朝のスッキリ感も高まります。
⑤ 肌がきれいになる
腸が乱れると、肌のターンオーバーが遅れます。
腸が整うと老廃物が排出され、血流が改善。
→ 肌の透明感、ニキビ改善、乾燥対策に有効
「肌は腸の鏡」と言われるほど、腸と肌は密接に関係しています。

4. 1日5分でできる「仰向けのねじり」
腸を目覚めさせるヨガポーズとして、
「仰向けのねじり(ジャタラ・パリヴァルタナーサナ)」を紹介します。

やり方
- 仰向けになり、両膝を胸に近づける
- 息を吐きながら膝を片側に倒す
- 反対の腕は床に伸ばす
- 腰から背中が気持ちよくねじれる位置で呼吸
- 5呼吸ほど、ゆっくり繰り返す
- 反対側も同様に
ポイント
- 首と肩は力を抜く
- 痛みではなく「心地よさ」を大切に
- 朝より夜の方がリラックス効果が高い
期待できる効果
- 大腸の動きをサポート
- ガス・老廃物の排出
- 副交感神経へ切り替え(リラックス)
まとめ|腸から整えて“未来の大掃除”
年末年始は腸が大忙し。
少しの習慣で未来の自分が変わります。
- 小腸は吸収、大腸は排出
- 腸は第二の脳
- セロトニンの90%は腸
- 腸が整うと体と心が整う
- 毎日の小さなねじりで習慣に
“未来の大掃除”を、今日から始めましょう。
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